ナンバーワン vs オンリーワン

昨日、ひとりで玉置浩二さんのライブに行ってきました。 こう聞くと、ただの趣味の話に思えるかもしれませんが、僕にとっての〝ソロ活動〟は、ただのひとり遊びじゃありません。

言うなれば—— **「感性の筋トレ」**です。

たとえば、サウナに行くことひとつ取っても、 「なぜ今サウナが流行ってるのか?」 「人はどんな価値をそこに見出しているのか?」

そんな問いを持ちながら飛び込むと、 ただの汗じゃなくて“視座”が出てくる。

僕にとってのソロ活動は、 自分というメディアに新しい感覚を取り入れる儀式みたいなものなんです。

今回向かったライブの主人公は、〝歌手が選ぶ歌のうまい歌手ランキングNo.1〟の玉置浩二さん。 実は僕、にわかファンです。 でも、「本物のナンバーワンの実力」を、この目と耳で味わってみたくて足を運びました。

——結論、次元が違いました

日本武道館でマイクを外してアカペラ。 あんな大空間に、声ひとつで響かせるってどういうこと?と思いました。

甘さと切なさ、力強さ。 それが同時に存在している声。

隣の女性、泣いてました。 正直、僕も震えました。

〝これはもう、音楽じゃなくて人生だな〟と。


さて、ここで改めて考えたのが、

ナンバーワン vs オンリーワン

ナンバーワンになれる人は、ほんの一握り。 プロの中のプロの世界。

僕を含め、ほとんどの人はそこには行けません。

でも、それって価値がないのか?

違いますよね。

僕がずっと聴いてきた尾崎豊やブルーハーツなんて、 歌の上手さで言えばプロの中では劣るかもしれない。

でも、刺さる。

なぜか?

そこに生き様があるからです。

尾崎の声には、真っ直ぐで、危うくて、 そのまま倒れてしまいそうな、 〝生〟そのものが乗ってるんですよね。

だから僕も、自分の仕事において、 技術や効率だけで勝負するんじゃなくて、 **「この人にしか出せないもの」**を大事にしたいなと強く思いました。

つまり——

オンリーワンとは、生き方の表現

そのためには、流行に乗るんじゃなくて、 いいね数に媚びるんじゃなくて、 自分の中の〝何か〟を、ひたすら掘っていくこと。

これがまたしんどい(笑)。

でも、それしかない。


ということで、ソロ活動、オススメです。

別にライブじゃなくてもいい。 サウナでも、街歩きでも、無目的な読書でも。

大事なのは、「何のためにそれをやるか?」

そこに学びと視点があれば、 どんな小さな行為でも、人生を深める時間になります。

そして何より、奥さんへの言い訳にもなるじゃないですか(笑)

「ただの飲みじゃないよ、人生深めてきたんだ」って。

ということで、 僕はこれからも“ひとり時間”を使って、自分を耕していこうと思います。

人生を、独りで深める時間があるからこそ、 誰かと分かち合う時間も、もっと豊かになる。

それではまた!


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