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売上やフォロワー数より大切なこと。

2025.07.29

こんにちは、羽田です。

葉山の自宅で、ときに料理教室を開いてるんですが、つい先週、3回目を無事に終えたところで、すごく象徴的な出来事がありました。

1回10名という小さな集まりなのですが、そのうちの3名もの方々が、「これから自分のお店を開こうと思っているんです」と。

人生において、これ以上ないほど大きな岐路に立つ、そのタイミングで僕の教室を選んでくれたんです。

低温調理という一つの技術が、自分の未来に何かプラスになるかもしれない…そんな一条の光のような希望を携えて、僕の前に座ってくれている。

その事実が、たまらなく愛おしく、そして僕自身の仕事の意味を、深くえぐるように問い直すきっかけになりました。


💡 僕にとっての「いい仕事」の定義

今回の出会いを通じて、僕が仕事をする上で何を大切にしているのか、その輪郭がより一層はっきりとしました。

それは、「誰かの人生のきっかけになれるかどうか」

これに尽きるんです。

もちろん、事業を継続するためには売上も大切です。でも、それ以上に、僕が提供した時間や言葉、そしてBONIQという道具が、受け取った人の人生にどんな変化の種を蒔けるのか。

そこにこそ、僕の仕事の本質があると感じています。

何気ない日々の業務も、突き詰めれば誰かの人生の一部を構成している。そう思うと、どんな仕事も神聖なものに見えてきます。

でも、その中でも特に「きっかけ」という瞬間に立ち会えた時の喜びは、何にも代えがたいものがあるんですよね^^


📱 なぜ、僕は発信し続けるのか?

こうして音声や文章で発信したり、小さな料理教室を開いたりすることは、会社の事業規模から見れば、本当に些細な活動かもしれません。

僕のブログも、SNSも、YouTubeも、いわゆるインフルエンサーの方々と比べれば、見られる数は微々たるものです。

マーケティングの側面だけで見れば、「時間対効果が悪い」と感じてしまう瞬間が、正直ないわけではありません…汗

🌱 それでも続ける理由

でも、それでも僕は「発信」を、未来における何かの**「種」**になると信じて、僕自身の重要な仕事の一つと位置づけています。

なぜなら…

  • たとえ少数でも、見てくれる人がいるから
  • 聞いてくれる人がいるから
  • その出会いが、今回のような奇跡的なタイミングを生むことがあるから

情報発信のゴールは、有名になることやフォロワー数を増やすことだけではない。たった一人でもいい。その人の人生を、より良い方向へ、より「整った」状態へと後押しできるか否か。

それこそが、僕が発信し続ける理由なんです。


🪞 発信は、自分自身を「整える」ための儀式

面白いことに、誰かに何かを伝えようと発信を続けることは、巡り巡って自分自身を**「整える」**行為にも繋がっていきます。

言葉を選び、思考を巡らせることで、自分の仕事に対する考えや価値観が研ぎ澄まされ、その輪郭がくっきりと浮かび上がってくる。

これはまさに、BONIQで食材の温度を整え、その本質的な美味しさを引き出すプロセスと似ています。

外に向かって語りかけているようで、実は自分の内なる声に耳を澄まし、自分自身を**「澄ませていく」**ための儀式。

発信とは、そういうものなのかもしれません。

💭 差別化の本質

Amazonを見れば、低温調理器なんていくらでも安く売っています。別に、BONIQを選ぶ必要なんてないのかもしれない。

その「差」を生み出すものが何かと問われれば、こうした発信を通じて生まれる、オンラインやリアルでの**「人との接点」**に他ならない。

そう強く感じた次第です。


⏰ 時空を超えて、誰かの記憶に残る仕事

もし、今回出会った方々が、いつか人生の最期に走馬灯を見ることがあるとしたら…

お店を出した、あの日のことをきっと鮮明に思い出すはずです。その記憶の片隅に、**「あんな奴に会ったな」**と、僕の存在がほんの一瞬でも蘇ることがあるとしたら。

それだけで、僕の仕事は時空を超えて、その人の人生に影響を与え続けられた証になる。

こんなにもロマンのある話はないじゃないですか。

逆に、思い出してもらうことすらなければ、僕の存在はその人の人生において、いてもいなくても同じだった、という話になってしまう。

🎯 そうならないために

誰かの人生の、清々しく誇り高いワンシーンに関わるために。

僕はこれからも、この小さな発信を大切に育てていきたいと思っています。


💌 あなたも発信者になってみませんか?

この記事を読んでくださっているあなたも、ぜひ一度、発信者側に立ってみませんか。

自分の仕事について、誰かに伝えてみませんか。

それはきっと、あなたの仕事を、そしてあなた自身の人生を、深く**「整える」**素晴らしい経験になるはずです。

あなたの小さな一歩が、誰かの人生の**「きっかけ」**になるかもしれません。

そんな想いで仕事をすると、少しだけ世界が清々しく見えるはず^^


それでは、また!


📝 この記事が「なるほど!」と思ったら、ぜひシェアしてくださいね。あなたの発信が、誰かの未来を変える力を持っているかもしれません。

代表取締役

株式会社 葉山社中 代表取締役。低温調理器「BONIQ」代表 家庭用低温調理器BONIQを開発し、25万台以上を普及。“ただの家電”ではなく、“整える習慣”を届けるために生きている。 「食は、生き方を映すもっとも静かな哲学である」との信念のもと 、低温調理を通じて日本の食習慣を“整え” 、「三大成人病による死を減らす」ことを生涯のミッションとする 。 葉山在住、1979年生まれで3児の父 。趣味はサーフィン、100mスプリント、サッカー、そして「Graceful Ager(品よく歳を重ねる人)」を増やすための発信活動 。組織に馴染めず独立し、食と向き合う中で、その本質的な価値を探究し続けている。 目標は、90歳の100m世界記録を更新すること。

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