LINE登録

💰 「稼ぐ」のをやめたら、本当の豊かさがやってきたって話

記事

〜息子に伝えたい、お金の循環法則〜


こんにちは、羽田です。

独立して、自分の力だけで仕事を始めてから、もう15年ほど経ちます。

最初の2、3年なんて、本当にひどいものでした…汗

家族やすねをかじれる相手がいたから、なんとか生きていたようなもの。何をすればいいのか全く分からず、ただ時間だけが過ぎていく。かといって、今さら会社組織に戻るなんて選択肢は、僕の中にはありませんでした。

僕は人格が形成されるであろう思春期を尾崎豊とTHE BLUE HEARTSで育ってしまったばっかりにですね、社会や組織というものに、どうしたって馴染めなかった。

大人たちが平気で嘘をつき、長いものに巻かれていく姿を目の当たりにして、「自分もやがてああなるのか?」と。

それを受け入れるくらいなら、いっそ一人でやるしかない。そんな、壮大なストーリーとは程遠い、むしろ少し情けない理由で会社を辞めたクチなんです^^;

ところが、いざ独り身になってみたら、この自分が**「1円も稼げない」**という厳しい現実に打ちのめされるわけです。

🤔 そこから僕の、本当の問いが始まりました

「お金を稼ぐって、一体どういうことなんだろう?」
「そもそも、お金って何なんだ?」

その問いと向き合い続けた15年間の、僕なりの一つの答え。今日はそんな話を、少しだけさせてください。


⚠️ 僕が絶対に手にしない「あぶく銭」の正体

僕がお金と向き合う上で、一つの美学として心に決めていることがあります。

それは、**「あぶく銭は、絶対に稼いではいけない」**ということです。

「あぶく銭」と聞くと、宝くじや競馬で当たったお金を想像するかもしれません。もちろんそれもそうですが、僕が思う本当のあぶく銭とは…

「自分の本意ではない稼ぎ方で手にしたお金」

のことです。

💭 組織にいた頃の苦い記憶

「これって絶対にお客さんのためじゃなくない?」と感じながらも、上司の顔色を伺って仕事を進めなければならない瞬間が何度もありました。

そこで「はい、分かりました」と心を殺して得たお給料は、果たして自分を幸せにしてくれただろうか。

答えは、否。

むしろ、自分を少しずつ蝕んでいく感覚すらありました。

僕が求める「本意な稼ぎ方」

自分が心から「これは素晴らしい」と信じられるものを、喜びを持って提供する。それを受け取った相手が、**「いやぁ、本当に良かったよ、ありがとう」**と、笑顔でお金を払ってくれる。

この流れこそが、僕が求める「本意な稼ぎ方」です。

払った後で、「払って良かった」と心から思ってもらえるかどうか。

それが、僕にとっての真理なんです。

マーケティングで期待値を操作して、得るお金とは異なります。


⚡ お金は紙切れか、エネルギーか

そう考えていくと、お金は単なる紙切れではなく、一つの**「エネルギー体」**として捉える必要が出てきます。

💡 お金の本質

1万円札そのものに価値があるわけではなく、「これは1万円の価値がある」という社会的な共通認識、つまり巨大なエネルギーが宿っているから価値が生まれる

そして、エネルギーというものは、水や血液と同じで…

常に流れていてこそ価値がある

流れが滞った水が腐るように、不自然に溜め込まれたお金は、そのエネルギーを失ってしまうんです。

🌊 「貯める」から「循環させる」へ

「何かあった時のために」と、親から教わった「貯金」という概念。それは、エネルギーの流れをせき止める行為に他ならない。

僕が大切にしているのは「貯める」のではなく、**「循環させる」**こと。

流れを止めずに、むしろその流れをより太く、大きくしていく意識です。


🏺 あなたの「器」は、どれくらいの大きさですか?

エネルギーを循環させるには、それを受け止める**「器」**が必要になります。

📏 小さな器の限界

自分のためだけに、自分の生活を守るためだけに仕事をしている人の器は、残念ながら大きくなりません。

当然、大きなエネルギー(お金)が流れ込んできても、受け止めきれずに溢れてしまう。

宝くじの高額当選者の多くが自己破産してしまうのは、まさにこれです。

小さな器に、想像を絶するエネルギーが流れ込み、その力に溺れてしまった状態なんですね。

🤷‍♂️ では、どうすれば器は大きくなるのか


🔄 「三方よし」が、器を無限に大きくする

その答えが、**「三方よし」**という考え方です。

3つの条件

  1. 自分が、やっていて幸せであること
  2. 相手(お客様)が、受け取って喜んでくれること
  3. その循環が広がることによって、世の中がもっと良くなっていくこと

この3つが満たされる構造を作った時、人の器は初めて、大きく、深く、しなやかになる

🍳 BONIQという事例

僕がBONIQという低温調理器を売るのは、自分が富を得るためではありません。

  • これを使ってくれた方の食習慣が変わり、人生が整い、未来が変わるかもしれない
  • その方がまた、周りの人を幸せにするかもしれない
  • その循環が、日本の三大成人病で亡くなる方を減らすという、大きな社会貢献に繋がるかもしれない

🚀 同じ行為、違う次元

同じ「調理器を売る」という行為でも、視点を変え、器を広げるだけで、ビジネスは全く違う次元に飛躍する。Amazonで安売りするだけの商品を売るつもりはありません。

流れ込んでくるエネルギーの質も量も、劇的に変わるんです。


🎁 息子に伝えたい、豊かさの本質

これは、僕が15年間かけてたどり着いた、人生を変えるほどの大きな気づきです。

そして、僕が自分の子どもたちに、何よりも伝えていきたいと願う、豊かさの本質でもあります。

🌍 美しいエネルギーの循環

自分のためだけでなく、この世の中にどうやって美しいエネルギーを循環させていくか。

その視点を持てたなら、あなたの仕事も、人生も、全く新しい景色を見せてくれるはずです。


それでは、また!


📝 この記事が「なるほど!」と思ったら、ぜひシェアしてくださいね。あなたの「器」を広げるきっかけになれば嬉しいです^^

代表取締役

株式会社 葉山社中 代表取締役。低温調理器「BONIQ」代表 家庭用低温調理器BONIQを開発し、25万台以上を普及。“ただの家電”ではなく、“整える習慣”を届けるために生きている。 「食は、生き方を映すもっとも静かな哲学である」との信念のもと 、低温調理を通じて日本の食習慣を“整え” 、「三大成人病による死を減らす」ことを生涯のミッションとする 。 葉山在住、1979年生まれで3児の父 。趣味はサーフィン、100mスプリント、サッカー、そして「Graceful Ager(品よく歳を重ねる人)」を増やすための発信活動 。組織に馴染めず独立し、食と向き合う中で、その本質的な価値を探究し続けている。 目標は、90歳の100m世界記録を更新すること。

関連記事